事務局より
最近、麻雀を始めましたと自己紹介される、明るく面白いお人柄の岡本さん。ビルマ、キューバ、いずれも日本人があまり行こうとしない場所を、今ほど気軽に訪問することのできなかった時代に旅行された経験をお話いただきました。
岡本 肇子(けいこ)さん(13期)

「私のビルマ、そしてキューバ:
もっと勉強しとけばよかったという反省をこめて」




(1) 私のこと
     1951年7月21日生まれ
     和歌山県立田辺高等学校卒
     1973年~2012年  大阪府立高等学校 英語教師
     現在 再任用で週3日勤務 来年も続けたいと思い申請中

     趣味   読書、映画、旅行、テニス、太極拳、麻雀
          (すべて趣味の域を超えていません) 
    
      
(2) ビルマのこと
①「ミャンマー政治の実像」 工藤年博<卒論以来の付け焼き刃勉強>

















 記憶に新しいニュース
  2007年 サフラン革命 長井健司カメラマンが銃殺
  2010年 総選挙でUSDP(軍事政権の流れをくむ)が大勝
  2010年 映画「ビルマVJ 消された革命」日本上映
  2012年 映画「The Lady」日本上映 リュックベッソン監督
         アウンサンスーチーさんの半生を描いた

②私のビルマ旅行
  1回目 1972年12月 大学4年生の時 
バンコク・ペナンのパック旅行に参加したときラングーンへ日帰り旅行。
この時のラングーンは戒厳令が敷かれていて気が滅入った。 
     2回目 1999年7月27日~8月2日(6泊7日)
        ラングーン2泊→マンダレー2泊→ラングーン1泊→機内泊
ラングーンは70mの寝仏で有名
マンダレーは京都のような古都




 朝起きてホテルの窓から下を見てびっくり。

タンスまで頭に載せて運んでいました。近くに鉄道の駅があります。

 数あるパゴダの中で一番美しかったシュエダゴンパゴダ。

子供たちの制服は、緑のロンジーに白いシャツ。

 イギリス統治時代の教会。

 金ピカの仏像に熱心に祈る人たち。

 倉庫のような建物の中の巨大な寝仏。



足の裏にお経が。

ビルマの犬は自由だけどダニだらけ。

 雨上がりのガバーエーパゴダ。



 きれいな夕日が見えるというマンダレーヒルから。

丘の中腹の食堂。

 ガイドさんと。日本に留学経験あり。育ちの良さそうな好青年でした。

 古都アマラプラの湖をボートで。



 道ばたの民家の軒先での仏像制作。

 村の風景。

パゴダにお参りするときは裸足で。靴箱にはビルマ文字。

マンダレーの町並み

 ゼージョーマーケット。 



 マンダレーからヤンゴンへの途中の経由地、バガン。

 赤煉瓦の美しい教会。

鈴なりの人を乗せて走るトラック。



ラングーンのメインストリート

鉄道のラングーン駅



 ボージョーアウンサンマーケット。ラングーンで一番大きい。

 宿泊したホテルの前で。

 キリスト教徒でカレン族のジョアンナさんとご主人。


(3) キューバのこと
「カストロが生きているうちに行きたい」という妹に誘われて
2008年7月31日~8月10日  (US$1=¥120の時代) 
 飛行機<伊丹→羽田→成田→ヒューストン→カンクン→ハバナ> 往復35万円
 ハバナ3泊→トリニダ2泊→ハバナ2泊→カンクン2泊    生活費12万円
   ハバナのホテル   ティハジージョ 朝食付き1泊 7800円
   トリニダのホテル  ラスクエバス  朝食付き1泊 8400円
   トリニダの民泊   ラサさん宅   2食付き1泊 3000円
メキシコのカンクンでぼられました。
食事は米主食で美味しい。モヒート(キューバ発祥のカクテル)をよく飲みました。 出入国の際、パスポートにキューバのスタンプがあると、キューバを正式に国と認めていないアメリカに入国しにくくなるので、パスポートにスタンプは押してもらわなかった。

今まで何カ国か旅したなかで、ビルマが一番気分が重くて切なかった。
キューバはその反対で、一番明るくて楽しい気分になれて、今でも写真を見ると頬がゆるみます。貧しい国だが人々も風景も底抜けに明るい。
学生の頃、ビルマ語を専攻していたが、今回雁鳴きフォーラムにて話をするにあたり、ビルマについて本を読む等、今更ながら詳しく知る機会になった。発表したことでビルマに対して罪滅ぼしができたと思う。






以 上









inserted by FC2 system