事務局より

旅と写真とカラオケが大好きな佐藤さん。
「もず唱平の『自分史から自分詞を作る』」講座を受講して作られた「自分詞」をご披露くださいました。
また、スライドショーにて68年の来し方を振り返りながらの自己紹介、写真歴、さらに写真の魅力、
ワイドレンズの楽しさも伝えていただきました。

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佐藤 正明さん(3期)

「もず唱平の『自分史から自分詞を作る』を受講して」


1.写真による自己紹介



高校は、山形県立酒田東



高2の修学旅行は北海道(北大正門前)


北大受験不合格、自宅浪人時代


合格体験記


2回生時ワンゲル創部され入部
(伊豆半島)


新入部員受付風景(中央に故安野氏)


休学直前(左は加納氏)


帰郷し入院(東北中央病院)


合宿の帰途ワンゲル仲間が見舞いに


復学し3期の仲間と卒業


出版社に就職 写真部とオチケン部に入部



毎年、写真で年賀状のスタート


専門学校常勤講師となる


EXPO'70の年の年賀状と暑中見舞い


結婚(仲人は田中健次氏ご夫妻にお願いしました)


お開き(右は加納氏)



近くにワンモアルームの時代





ワンゲル20周年記念パーティー


その時の思い出話をひとつ



結婚10周年記念パーティーへのお誘い


集合写真


ワンゲル部員部歌をうたう


次の年の年賀状


ポートピア期間限定カメラマン時代


タイ旅行時7期木村氏と会う


セールスマン時代
(数字とグラフに明け暮れた)



表彰式


息子たちが親父の身長を超える


年賀状を出さなかった、出せなかった時代
(ワンゲル仲間とも不義理が続いた)


リタイアするのは早すぎると
61からマンション管理人



日が沈まないうちに帰宅し、夕陽を浴びてビールが飲める至福の時


六十代になってはじめて有給休暇を利用した旅行を経験



舞鶴―小樽 日本海フェリーの旅
(ふるさとは遠すぎて見えなかった)


ワンゲル仲間との飲み会にも顔を出すようになった
H18)


七十まで勤めるつもりが、67.5歳でリタイア(H18.09.


リタイア通知を兼ねた年賀状(H19


去年(H19)のワンゲル新年会


今年(H20)のワンゲル新年会


リタイア記念ヨーロッパ旅行でパリの浦田氏に会う
H19.04.



今年(H20)の年賀状 はじめは
この形にしようと思ったが



あれも入れたいこれも入れたいで、
結局この形に


写歴編



カメラ毎日


日本カメラ



フォトアート


芦屋市展(モデルは小原氏父子)

 



芦屋市展



芦屋市展


この1枚をプリント操作して


4枚組み合わせて出品(芦屋市展)


芦屋市展(市展終了後、ハナヤ勘兵ヱ氏の推薦で、淀屋橋の画廊の、芦屋市展選抜展に展示)



友達の年賀状(加藤氏の3SONS S53





友達の年賀状(小原家の3世代 S56





芦屋芸術学院の開学10周年(S50)記念に、美術館めぐりヨーロッパツアーを企画、実施
(安野氏も参加)



子連れの女性(パリ)



よみうり新聞社会部の多田氏のお力添えで、記事中の写真に採用


パリのショーウインドー
(フォトアート月例コンテストに応募)


フォトアート編集長より、1976年度版の
写真総合百科の表紙に採用したいと連絡が入る


読者の報道写真(局地豪雨)


年間の佳作に入賞

 


UCCコーヒー館


UCCの広報紙、社内報に掲載


UCC社員の結婚披露宴
UCCの人文字)


180日間笑いこらえた男の笑顔
(尼崎市展)



梅田で個展の夢が実現(
S58



個展会場



ワンゲルの方たちにも来ていただきました


個展実現でゴキゲン



写真の楽しさについて語る特別講義



私の愛する甲子園浜フォトコンテスト


被写体の承諾(最近のコンテストの条件)を得てないため、黒っぽくプリント


表紙の中に私と安野氏のシルエット。
この場を借りてしばし安野氏を偲んでみたい


ギリシャ


ローマ


パリ


マドリッド(現地駐在の軽部氏と会う)


20周年記念パーティーで

 




現役時代よう食った




社会人になってよう飲んだ
(酒が短命の因とか。お互いに注意したいものです)


32年前ふたりでぶらついたのはこの辺り



Photo by Urata


Photo by Urata



Photo by Urata


「自分撮り」のひとりの作例


「自分撮り」の二人の作例


「自分撮り」の3人の作例


「自分撮り」の4人の作例


「自分撮り」の5人の作例


自分もそこにいたという存在証明



自分もそこにいたという存在証明


ワイドレンズならではの作例
(沖縄美ら海水族館)


ワイドレンズならではの作例
(北海道富良野)


ワイドレンズならではの作例(岩国)


ワイドレンズならではの作例
(京都東福寺)


自分でいちばん気に入ってる「自分撮り」の自分の写真、この写真を自分の葬儀の時に使ってもらおうと思っている






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2.もず唱平の「自分史から自分詞を作る」講座を受講して



・ 「もず唱平の『自分史から自分詞を作る』」という講座を、読売新聞で見つけた。新聞読者のためのワイズクラブという活動があり、そのうちのひとつ。ちょうど、自分の過去の記録を整理している時期であったので、受講することにした。

・ もず先生は有名な作詞家。「他人(ひと)にきかれりゃ お前のことを〜♪」の『花街の母』で蔵を建てたとのこと。

・ この講座のキーワードは、「事実でなくてもいい、真実であれば。」 非常に含蓄のある言葉だと思う。講座の内容は以下の通り。

1. テーマの設定
2. ドラマの展開 3分間のドラマ
3. 字脚をそろえる
4. タイトル
5. 自分の言葉で

「自分の言葉で」について
80歳の受講生が、「米粒が数えられるぞうすいを食べた」と作詞していたのを、もず先生はとても褒められていた。
オリジナリティーの一方、誰とも共有できる思いが伝わる。
新鮮な自分の言葉づかいを発見したい。
その努力が楽しみになればしめたもの。

・ 課題作品を以下の通り、2回作成した。
もず先生から、第一回目の作品には人格を感じると褒めてもらった。誠実な取り組みを感じます、ただ、歌にするにはどこかに焦点を合わせたほうがいいかも、という講評。それをうけて第二回目に取り組んだ。

もず唱平講座 第1回課題 (’07 08)

「褒めてだまして」 佐藤 正明
1)
都会生活四年目の、夢と希望の就職試験
二次の試験で出てきたものは、えっくす写真の胸のかげ
何年ぶりかでふるさと帰り、すぐに入院、長期闘病
歩きたくても外に出れない、先に立たない後悔しきり
2)
みんな大阪(なにわ)で待ってると、下北半島夏季合宿の
帰りに見舞いにきてくれたのは、ワンゲル部員の仲間達
ここはがまんと覚悟を決めて、病と闘うはずみがついた
ふた周りめの春退院し、夢と不安の復学果たす
3)
最初の仕事は出版社、三年過ぎてふとした縁で
専門学校常勤講師、十七年のとき流れ
余儀なく転職セールスマンに、それからまたも十七年
リタイアーにはちと早すぎた、最後はマンション管理人
4)
仕事の種類がかわるたび、いろんな人と出くわしました
その分ゼニメの苦労はしたが、変化にとんだ人生を
エンジョイできたと自負してる、ようやった自分を褒めたいが
妻の涙を思いおこせば、褒めてばかりもいられないのだ
5)
一病息災生きてきて、平均寿命はあと十年
平均の中にユニーク入れて、まだ“ときめき”はあるものと
六十八の鈍感力で、汗かき恥かき義理かかず
褒めてだましてだまして褒めて、お迎えくるまで生きていこう


 第2回課題 (’07 09)

「あと十年」 佐藤 正明
1)
ごぶさた詫びる年賀状 年明け十日に意外な電話
三十日に亡くなりました ああまたひとり友が去りゆく
この寂しさを何としよう
六十八の鈍感力で、友の分まで生きていこう
2)
合縁奇縁妻子あり 旅と写真とカラオケ好きで
ひともうらやむ続ひとり旅 写しの縁を大切にして
孫を抱く日を楽しみに
六十八の鈍感力で 恥かき汗かき生きていこう
3)
一病息災生きてきて 平均寿命はあと十年
ひとなみの中にユニーク入れて 生きてる限りは青春と
自分を褒めてだましつつ
六十八の鈍感力で、ときめきいろめき生きていこう


(参考1) 本の紹介
脳活&ボケ予防!「自分史回想ノート」奥村歩監修(阪急コミュニケーションズ) ¥1260
左ページに世の中の出来事が書かれていて、右ページに、自分のことを書き込めるようになっている。




(参考2)
小金沢昇司の、「ありがとう・感謝」は今の自分の心境にいちばん近い歌。あちこちで歌っている。
田舎の墓参りをした時、墓の前で。
リタイア記念旅行時、フランスはエッフェル塔の前で。
ツアー旅行では、添乗員から指名されて、ツアー客の誕生日会の席で。












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